FBA返送手数料無料キャンペーンの罠

タイトル見ても意味不明な人が多いかもしれませんので簡単に解説します。

昨年、アマゾンが行ったキャンペーンで、FBA倉庫にセラーが預けている在庫を返送する際の返送手数料を無料にする!というキャンペーンを行ったんですね。さすがアマゾンさん太っ腹!!な訳ですが、世の中タダほど高いものは無いわけです。

アマゾンでは長期間売れないFBA在庫を抱えているセラーに対して、毎年2月15日と8月15日に長期保管手数料と言うのを徴収します。

なので、一旦返送して再納品すれば期間リセットだ!!みたいな事考えるセラーが当然いるわけです。ところがもちろん天下のアマゾン様はそのあたりはすっかりお見通しで、「キャンペーンを利用して返送した商品はFBA納品不可!!」という厳しくも当然の措置に出たわけですね。

なぜアマゾンがわざわざ自腹を切ってFBA在庫を返送させたがったのかを考えれば当然の措置だと思います。無料にするからには何らかの意図がある訳ですね。今回はおそらくFBA倉庫の容量ひっ迫による在庫整理のための経費、とかそういう方向性でのキャンペーンだと思います。

不良在庫なんだから再納品したってどうせ売れないだろう、という考えもありますが、ロングテールで利益のでかい商品なんかを中心に扱っているセラーさんなんかはやっちゃった人も多いかもしれません。

ちなみに私はちょうど個人事業主 ⇒ 法人への切り替え時期にこのキャンペーンが来たので、個人事業主と法人での売り上げを分けるためにあえて一度全商品を返送したんですね。法人立てることを決めてから発注を絞っていたんですが、それでも結構家の中が大変なことになりました…

で、キャンペーンを使用したがために、納品不可もしくは商品によっては納品数量制限を課せられてしまいました。思ったよりきつかったのは、一度数量制限をくらった商品は、その後どれだけ販売しても納品可能数量が上がることが無かった事ですね。売れる商品で保管料の安い商品はそれなりにFBA在庫置いていたので、返送数が多くなったものもあり、そういう商品が結構めんどくさかったです。

で、その納品制限が3月に入って半年ぶりに撤廃されました。正直半年は結構長かったですね。3月入ってからロングテール商品で納品不可くらっていた物も徐々に納品再開していますが、地味に売れていくので、やっぱりFBA入れておくのは大切だなと思います。

今回私の場合は、法人設立に伴ってFBA在庫返送しようとしたらキャンペーン期間中で無条件適用になったおかげで(有料返送は選べなかった)色々とめんどくさかっただけで、他の人はそこまで影響なかったのかも知れませんが、「タダほど高いものは無い」という言葉を実感する良い機会となりました。

皆さんも何かキャンペーンがあったら「このキャンペーンの意図は何だろう?」とう事を考える癖をつけると、販売時にも応用が利いて良いと思います。

タダほど高いものは無いので皆さんも気をつけましょう!

Source: 伊藤 亮

FBA返送手数料無料キャンペーンの罠

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